展覧会「日常記憶地図 堀川・大宮・千本編 1950s – 1970s」
2024.11.19(火) – 12.8(日)
13:00-19:00(最終日16:00まで、月曜定休)
規模を縮小し、余波舎の奥のテーブルで引き続き展示&フェアをしていただいています。(〜2024年12月末予定)
人は、同時代、同じ地域で暮らしていてもそれぞれ固有の世界に生きています。《日常記憶地図 堀川・大宮・千本編 1950s -1970s》(2023)は、大徳寺周辺の徒歩15 分ほど、北大路通りと交差する堀川、大宮、千本通りのエリアに住む3人の子ども時代の土地の記憶です。光島貴之さん(アーティスト/アトリエみつしま)が他の2人に、当時知り得なかった他の子どもや地域の様子を「日常記憶地図」を使って聞き、「まなざし」を追体験しようとする取り組みでした。
各自の場所、風景はもちろんのこと、幼稚園や市場や喫茶店など、交差する場所での記憶も語られました。西陣織などの産業でにぎやかだった商店街の様子を想像させます。
この度、北大路通り周辺から南に1km、大宮通り寺之内上ルの書店「余波舎(なごろしゃ)」で、再度展示します。以前「西陣ほんやら洞」だった建物の2階です。この場所の記憶がある人も多いことでしょう。誰かの記憶は不思議とまた別の誰かの記憶を呼びおこします。1960 年代に思いを馳せつつ、大宮周辺の記憶を集め、重ねることができればと思います。
[ 関連イベント ]
トーク「わたしの記憶、わたしたちの記憶(仮)」
サトウアヤコ x 松本篤
AHA![Archive for Human Activities/ 人類の営みのためのアーカイブ] にて、私的な記録や記憶に関するさまざまなプロジェクトを実践している松本篤さんと、お互いの活動を紹介しつつ、わたしの、わたしたちの記憶について、メディアやアーカイブについて、話しながら考えます。
日時: 12 月8 日(日) 17:00 – 19:30(予定)(開場16:45)
ゲスト : 松本篤(NPO 法人remo メンバー/ AHA! 世話人)
参加費:1500 円(日常記憶地図リーフレットなどお土産付き)/アーカイブ配信(当日までに予約、後日配信):1000円
申し込み:現地参加の予約/アーカイブ配信の予約
松本篤
NPO法人remoメンバー/AHA!世話人
1981年兵庫県生まれ。「文房具としての映像」というコンセプトの普及に取り組むNPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)に2003年から参画。私的な記録に着目したAHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を2005年に始動。これまでに記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル』(生活工房、2019)、展覧会『わたしは思い出す』(せんだい3.11メモリアル交流館、2021)、リサーチプログラム『ドライブ・レコーダー』(国際芸術祭「あいち」、2022)などの企画制作を担当。
[「日常記憶地図」を描く/書く]
会場で、ご自宅で
「日常記憶地図ノート」をご購入いただいた方は、会場でもセルフワークとして体験いただけます。
余波舎周辺の地図は用意していますが、それ以外の地域の地図はご自身でご準備ください。筆記用具、カラーペンをお持ちください。
[大宮の「場所の記憶」を集める]
会場で
その場で思い出した場所について書く「あなたの場所の記憶」カードを用意しています。
聞き手になる
周辺地域の「場所の記憶」を「日常記憶地図」の手法を使い、余波舎に集めていくことに興味のある方はいらっしゃいませんか。
家族や友人知人への「日常記憶地図インタビュー」の実施を想定しています。
ご登録フォーム ※大宮以外の地域でもOKです。
2024.11.19(火) – 12.8(日)
13:00-19:00(最終日16:00まで、月曜定休)
余波舎 / NAGORO BOOKS
〒602-8415,
京都府京都市上京区前之町443, 2F
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